心配ごとは何処へ

大好きな子からもらったLUSHのバスボム、もう一つ残っていたからお風呂に入れてみた。Big Blueという名前で、固形のときはなんだか地球みたいな色合いをしていた。湯船をぬるめに沸かしてバスボムをいれたら、透き通った青色になって海藻がふよふよ。綺麗な海みたい。レモンの爽やかな感じとラベンダーとかハーブっぽいにおいがした、とてもぽかぽかした。

LUSHの商品はキャッチコピーみたいなのがついてるから、Big Blueってどんなのなんだろうって調べたら「心配ごとは何処へ」。なんだかほわっと心がかるくなった。たくさん心配ごととか悩んでたことがあったけど、明日もがんばれる。

f:id:ie3llhm:20160418015753j:image

f:id:ie3llhm:20160418022323j:image

教えてもらった近道がわからなくて帰れない夜の月は真っ赤

半分になった月が真っ赤にしてこっちをみてる。手元にiPhoneしかいまなかったからうまく伝えられないけれど、血液っぽいような感じ。

途中まで帰り道が同じ人に教えてもらった近道がわからなくなった。ずっと路地裏をぐるぐる歩いてる。また教えてもらわないとなあ。
私はいつも誰かに手を引かれてないと、後ろをついていかないと道がわからなくなる。おなかすいたけど、なんせ家に食べ物がお菓子しかない。24時間営業のスーパーに寄りたいのに、ずっと同じような道ばかりだ。用水路にかかる小さな橋、似たような古い民家。月極駐車場。街中から私と同じく近道をしようとしているであろうタクシーがのろのろ後ろをつけてくる。いつもの研修中のおじいちゃん店員がいるサンクスにも行きたいなあ。

今日は冷え込んでて肌寒い。入って半年経った職場ではまだ慣れないこと多いし、薬を飲まなきゃ動けないし、動ける間にまた薬を飲まなきゃ薬が切れたら動けなくなる。心に漬けるいい薬なんて音楽くらいだとおもう。恐ろしいものだよまったく。

今日はよく救急車が走ってる、週末はやっぱり終末なのかな。なにかに区切りをつけるための3日間。来週から変わるための3日間。
1週間は7日あるけど、奇数だとちょうどいいのかもしれない。例えば1週間が偶数だと、区切りをつけるにはきっとほとんどの人は半分に分けてしまうだろう。10日だったら、5日とか。週の半分がなくなったし必ず週の半分を違う過ごし方をするのとか、休憩を取るにも長い気がする。うまく言えないけれど、なにか切り替えるときに半分がないことはいいこと。少し悪い言い方をするならば、自分を追い込むときとか切羽詰まるときも、半分は必ず過ぎてるからね。締め切りまであと1週間(7日間)とか。

あー、私はうまく帰れるのかな。まあきっと大丈夫だろう。足が動くから、絶対に大丈夫。

f:id:ie3llhm:20160416023043j:image

f:id:ie3llhm:20160416023459j:image

f:id:ie3llhm:20160416023103j:image

マルボロを繁華街の黒スーツのおっさんにあげた日

最近はピアニシモのピンクの吸ってたのに、つかれてしにそうで先輩にも迷惑かけまくって申し訳なさでふらふらしながらコンビニはいって全く吸わないのにマルボロとか買ってしまった。歩きながら夜の街のスクランブルで突っ立ってる悪そうなおっさんに「すいません、煙草吸いますか?マルボロいらないんですけどあげます」っていったら「マリファナのほうがいいな〜〜」とかいわれてとりあえず渡したら次ラークもらった。いらないから捨てた。あーあ、つらい。明日は先輩にビール買ってってあげよう。

昨日は幸せだなーってなったツケが回ってきたのかな。日中はNHKの契約のおじさんがきてドア開けたら足でドア閉められないようにされるし、普通にNHKに受信料払うつもりでいたのに、態度にイラっときてお引き取りしていただいた。来週も来るそうで。まあいいんだけど、おつかれさまですね、おつかれました。
入居してすぐインターホン鳴らないから不動産屋に問い合わせて、業者がきた時に「あ〜、これは取り替えですね。また後日改めて連絡します」っていわれた。その後日が訪れないし。インターホン鳴らないから誰が来たかわかんないし。そしたらNHKだし。

手が荒れてて指がボロボロだ、ひび割れてるしハンドクリームほしいなあ。爪も欠けちゃってる。心もボロボロだなあ。

f:id:ie3llhm:20160415022015j:image

歩いてたらお花あったから、ここで誰か死んだのかなっておもったけどただのゴミ捨て場だった。ゴミ溜めみたいな街だ、お花すらもゴミなんだもんね。黒スーツのおっさんも、お花も、キャバ嬢も、客引きのペラペラにーちゃんも、みーんなゴミ。ゴミ箱にもゴミ捨て場にも捨てられなかったかわいそうなゴミ。そんなゴミだらけのところで真面目に働くアスペな会話しかできないわたしもゴミ。

螺子を吐く

刀は鞘に帰る。別れたはずなのに昨日ごはんの買い物行く前、今日の夜ごはん何?って連絡きてて、結局 2人分のごはんをつくった。

恋人同士にはもう戻れないだろ、って本人にすごくいわれたのにまた元に戻りつつある。復縁するつもりとかなくなってきてたし、1人で生きるから私1人の城を作っていこうとしていたのになあ。元の2人に戻ってるのかなあ。でも素直にうれしい、ただそれがいいことなのかどうかは別として、彼自身が拒んだ生活を送る事に自然となってきているのに関して、彼は幸せなのだろうか?私は彼じゃないからわかんない。でも、誕生日に強引に渡した腕時計を気に入ってくれてていつもつけてくれてる。「馴染みすぎてて仕事してても誰も気づかない」って言ってた。絶対に似合うと思ったし、ちゃんと似合ってる。とてもうれしい。

正しく人を愛するなんて無茶なことだし、正しさなんてのは存在しない。本当はいい人間である必要はなくて、人間は汚く生きるべき。綺麗な生き物なんて、私の知ってる限りじゃ尾ひれをひらひらさせてる青色のベタぐらいだよ。

不規則な仕事だから、今日から三連勤で勿論時間が日付をまわっても働くことになってる。何曜日に仕事入ってるとか決まってもないし把握できてなかったから、同僚に昨日メールして聞いたら「明日じゃなかったっけ?三連勤」っていわれて、ウウーってなった。

あーあ、支度しないと。部屋が散らかってるから明日寝て起きたら片付けなきゃ。煙草1本吸ってから動こう。

いつも人に優しくされないからってすぐ優しい人をすきになる人

ドライな人とちょっと個人的な話ができたりすると嬉しいものだけど、だからそれが優しさというわけでもなく、人間同士だから通常のこと。ドライというか、淡白な人は楽で良い。そういう人なんだって思って話できる。普段からそれなりの会話ができる人のほうがこわい。なに考えてるかわからない。淡白な人の世界ははたからみると不恰好にみえるけど、なんだかんだうまいことできあがってるし、芯が通っている。

さっきまで先輩とやよい軒でごはんたべてて、すこし自分の話をしたら、人の目を気にしすぎだと言われた。
先輩は夢を追いかけてて3年ぐらい今もずっとわざわざ金沢から東京まで高速バスのって通ってる。なんでこんなに心の強さがあるのかなっておもって、「どうしてそこまでできるんですか?」ってきいたら「そりゃやりたいことやるのが普通でしょ」って言われた。「若気の至りとかそういうのやりなよっていう説教はしたくないけど、なんかできないことやったほうがいいよ」っていわれて、なにかやりたいけどでもなにをしたらいいのかわからなくて、結局口ごもってしまった。
今日はずっと憂鬱で、日差しも行き交う人もみんなぜんぶぜんぶ敵だとおもいながら外歩いてた。自販機のでもよかったけど、お店でアイスココア飲みたかったからお店でアイスココア頼んだらもったりした生クリームがうえにのっかってたことと、やよい軒で生姜焼き定食をこんな深夜に食べれたことが今日あった良いこと。仕事中は色々あってイライラしてたし今日は濃い1日だった。疲れたなあ。シャワー浴びるのも面倒だなあ。

人間として人間を尊敬する気持ちを最近忘れていたけど、取り戻した気がする。先輩本人はこんな人間になっちゃだめだよ〜とか笑いながら言ってたけど、正直生きるのを面白いかつまんないかって賭けをしつつ、だめだったら だめだったか仕方ないな〜 って割り切ってるのがすごいって思った。

だいたい続いてる会話をずるずる寝ても起きても続けること多いから、久しぶりに誰かに おやすみなさい ってLINEしたし、それにおやすみって返ってきたから すこし嬉しい。

f:id:ie3llhm:20160413033516j:image

f:id:ie3llhm:20160413033523g:image

幸せな日

休日だった。朝からTumblrをひらいて好きな画像みつけてリブログしたり、来週の献立考えたり、二度寝してみたり。

二度寝から起きてお昼前。今日は休みだし彼に借りっぱなしになったマフラーを次の冬が来る前に(まだ春だけど)返そうとおもってたら近所まで来てくれた。すぐそこにあるスガキヤで一緒にラーメン食べた。そのあと家で私は洗濯物ほしたりしつつ、彼といろんなことを話した。心の相性が良い人は、やっぱり一緒にいて心地良いものなのだなあと思えた。

彼とは、突然遮断された連絡も突然できるようになって 'まあなんて自分勝手な人なんだ' とおもいつつ、でも '結果的にはこれで良かったのかなあ' と思う。前の状態のまま付き合ってても2人とも精神状態が悪化してただろうから。共依存は良くない。
現在は恋人同士じゃなくなってるのに、何故スガキヤデートしたり、別れた男を自宅にいれたり、そのまま晩御飯の買い物についてきてくれたりするのか、なぜ買い物帰りに不二家のペコちゃんのほっぺ買ってくれたりするのか、そういう関係ってなんなんだ〜 なんて思ってたけど、実際深い関わりのある人間同士の関係に名前なんて本当は必要ないんだろう。流石に肩書きでの付き合いとか親族の続柄には名前がないと線引きができないし、必要あると思うけど。
関係に名前がない関係もいいかもしれない。それでお互いに干渉しすぎず、少し幸せな時間が過ごせるのならそれでいいのかもしれない。これからどうそれが傾くかはわからないけどさ。

知らない人と1から始める恋愛はしないって決めたし、男の人と仕事以外で会うのも拒絶してる。4月いっぱいで会社を辞めて愛知に帰る上司とごはんいくのも断ってる。

この名前のない関係が終わったらきっと煙吸ってアルコール飲んで働いて、掃除も洗濯もしなくなって、だんだん仕事もいけなくなってしまうんだろうな。2度目の別れは正直しんどいし怖い。
失恋した直後に、父親から掻っ払った焼酎お茶割りの薄さすごかった。具合悪い時のお酒って、こうやってもっとくれ強いお酒をくれ、もっと酒だー酒をくれーってなるのだなって感じたし、そうはなりたくないな。

そんなこんなで絶対訪れることがないと諦めてたバーチャル同棲生活みたいなことができたし、不二家でペコちゃんのほっぺ買ってもらえたし、恐らく3日分ありそうなカレーも美味しく作れた。
今日は特別幸せな日だから、湯船を沸かして引越し祝いにもらったLUSHのバスボムをいれた。しゅわしゅわ溶けてる間はマーブルアートみたいだった。そのあとに泡が退いて、深い青になった。キラキラ光ってて、夜空みたい。お湯がぬるくなってもずっと幸せに浸かってた。

f:id:ie3llhm:20160412000201j:image

f:id:ie3llhm:20160412000213j:image