あたまのてっぺんからつま先まで中身がからっぽになった

 三月
・横浜と東京に行った
・仕事ミス連発 へこみにへこむ
・父親の暴言暴力の復活
・失恋、それと同時期に謎の吐血
・なにも手につかなくなる
・強くなる為にシャネルで赤いリップを買う
・茶髪前下がりのボブをショートの黒髪にした
・ココマドのサンプルをつけてまた心強くなる

 四月
・休みがちになってた仕事復帰
・引越しして一人暮らしになる
・なんとか自炊はできるようにまでなった
・煙草の銘柄を変えた
・化粧も少しだけ変えた
・別れた彼から連絡があり少しだけ話をした
・それがいい事なのかわからなくて悩んでる
・仕事の時間の変更、上司の入れ替わり
・風邪をひいて頭がうまく働かない

桜こわい春がこわいって言ってたけれど、なんとか行動するようにしたら 桜が咲いてる事も春だということも、自分の世界とかけ離れたもので遮断されたものだと気付いたりして、今は考えなくなった。今日のごはん考えたり洗濯物とか掃除したりとか、無理矢理にでもそういうことに考えをまわすようにしてる。すぐに前に進むことができるとは到底考えられないし自分のスピードとは関係なく時間は進む。時間だけが進んでいく。このまま自分のスピードだけがぬるくなっていっていくのかな。きっとあの時の声に一生復讐され続けるんだ。